新たな環境になれるには
新入生のみなさん、ご入学、おめでとうございます。
そして、在学生のみなさん、また新たなスタートを迎えることになる時期となりました。
桜が咲くこの季節は、これからの一年間に期待してワクワクすると同時に、新たな環境に適応できるかという不安もあるのではないでしょうか。
親元を離れて地元の友人からも離れて、一人暮らしをスタートさせている学生だけでなく、海外から留学してきた学生にとっては、文化の違い、言語の違い、生活習慣の違いから、ホームシックになってしまう方もいるのではないでしょうか。
では、新しい環境に慣れていくにはどうしたら良いでしょう。
まず第一には自分が生活する環境に慣れることが重要です。
自分の住んでいる地域の周辺にはどのような施設やお店があるのか、ゴミの出し方はどうなっているのか、隣にはどんな人が住んでいるのか。自分が住んでいる場所を理解していくことで、自分の安全基地を増やしていくことができます。
これは、皆さんが小さかった頃、まだお母さんにくっつきながら色々な所を歩き回り、だんだんとどこが安全でどこが危ないかを学習する、探索行動というものに似ています。子どもは自分の周囲の安全を確認することで、段々と1人でも行動できる場所が増えていきます。これは大人になっても同様で、見知らぬ場所が見知った場所になると人は自然と安心感を得るようになります。
そしてそれは大学の中でも同じことが言えます。未知の場所がだんだんと「〇〇の授業で使った教室」、「サークルで練習する場所」「友達と過ごした場所」に変わっていくことで、大学は不安な場所ではなく、あなたにとって「安心できる場所」にかわっていくのではないでしょうか。
同じように、きっと人間関係でも様々な不安があると思います。「友達はできるかな…」「ひとりぼっちにならないかな…」そんな不安を感じていませんか?
でもそれはきっとあなただけではなくて、目の前にいる人も同じ不安を持っていると思います。話をするきっかけを見つけることは難しいかもしれませんが、ふとした瞬間に話す機会は来るかもしれません。
そんな時、もしあなたが自分から誰かに話しかけることができたなら、「私頑張った!」と自分を褒めてあげてください。
友達ができることも大切ですが、「勇気を持てた自分を認める」ことが、これからの新生活を迎えるうえでとても大切なことになると思います。そして同じように、誰かが自分に話しかけてくれたなら、「この人も頑張っている!」と思って話してみてくださいね。
それでもこれからの学生生活の中で、どうしても解決できない悩みやストレスを感じてしまうこともあるかもしれません。それは全然おかしなことではありません。
そんなときには気軽な気持ちでぜひ学生相談室に来てみてください。
杉並キャンパス カウンセラー 永見