ありのままの自分とは

ずいぶん前ですが、アナと雪の女王の
「ありのままの~♪」
という曲が流行りましたね。

その時にはあまり考えていなかったのですが、最近続編のアナと雪の女王2を
観たことをきっかけに、ありのままの自分って何かしらと思うようになりました。

ネタバレしてしまうので、映画のストーリーについて詳しく述べることはしないのですが、
周囲の期待に応える生き方をするのか、それとも自分らしく生きるのか、ということについて考えさせられる作品でした。

みなさんはどうですか。
誰もが多かれ少なかれ、周り(親・友人・先生)が求める期待する生き方を
しようと考えるのではないでしょうか。

『生きる』とまで壮大なことでなくても
例えば作品を制作するとき、自分では今一つしっくりしなくても
先生のアドバイスにしたがったり

本当は好みでないけれど、パートナーが好みそうな服装をしてみたり

一人でゆっくりする時間もほしいけれど誘いを断れなかったり

人に合わせて行動することは、案外少なくないのではないでしょうか。

人に合わせることも1つの処世術ですし、良い結果を生むこともあり、悪いことばかりではありませんが、度を超すと「本当は自分ってどうしたいんだったっけ」ということになりかねないので注意が必要かもしれません。

では、ありのままの自分って何でしょうか。

ところで、最近雑誌やテレビでも「自己肯定感」というワードを耳にすることが増えました。
みなさんも聞いたことがあると思います。
自分のことを否定せず、前向きに受け止める気持ちです。
この気持ちがあると、「自分は大丈夫」という根拠のない自身のようなものがあって
生きやすかったり、何かうまくいかないことがあっても対処できる力につながります。

実は「自己肯定」の前に「自己受容」という感覚が先に来るのかなと思います。

自己受容というのは、良い・悪いなどの価値判断をせず、あるがままの自分を受け止めることです。

「自己受容」=「ありのままの自分を認める」と言えるでしょう。

例えば・・・
頑張っても思うような絵が描けない
あるいは頑張ることもできない

時にはネガティブな想いを持ったり、うまくできない自分を、そんな時もあるよね、と受け入れることができれば、心の重荷が少し軽くなる気がしませんか。

とはいえ「あるがまま(ありのまま)の自分」を受け入れるのは簡単なことではありません。

自分の嫌なところ、ダメだなと思うところを受け入れられない・あるいは直したいと思うことは自然なことですし、もっと素敵な自分になりたいと思うことは向上心ととらえることもできるでしょう。

ただし、それが行き過ぎてしまうと、苦しくなって心身ともに病んでしまいます。

自分にうんざりしたとき、自分ってダメだなと思ったとき。
試しに「そんなこともあるよね」「ま、いっか」と自分自身に声をかけてみてください。
ありのままの自分を受け入れることで、少し気が楽になるかもしれません。

相談室も力になれます。
カウンセリングがきっかけで今の自分を認めることができるようになる人もいます。
また、ヒントになる本や漫画の貸し出しもしていますので、
よかったら利用してみてくださいね。


相模原キャンパス カウンセラー 藤井